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令和に読む日記逍遥 第3話〈上〉

仮釈放の「亡霊」と二女に縁談

小菅刑務所の囚人となった河上肇は、生涯三度目の日記を書き始める。帝大教授の思想犯だけに懲役作業は軽く、同囚は右も左も多士済々。所長は謝罪文を書かせようとするが、秀夫人が諫める。人生をやり直そうとしている二女芳子に縁談が寄せられ、見合いで次第に本人も心が傾きだした。

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集中連載 4

Abalance、謎のベトナム子会社と暦屋

昨年6月、証券監視委に弁護士ら3人が渡した厚さ10センチの分厚いバインダーの資料。折しも❝新疆❞産パネル疑惑で株価が急落し、市場は阿鼻叫喚だった。浮かんできたのは連結売上高の95%を占めるベトナム子会社といい、御徒町の大株主といい、中国人つながりの不可解さ。

満目青山

下町の風景(東京都台東区)

夕暮れ時の東京の下町、昭和を思い起させるような平和で平凡な風景だった。