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リーマンの牢獄 【9】後編

精神の「脱獄」とバンクシーの落書き

獄中から心を解き放とうと、大学通信講座に入って、経済学を学び直し、同囚を見る目が変わった。自費購読の新聞を線を引きながら読み、看守が「目的外使用」と強制廃棄。あまりに理不尽と法務大臣宛てに投函した直訴状が、13年間の刑務所暮らしの総決算となった。=有料記事、約1万4900字

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リーマンの牢獄 【9】前編

看守の恣意に「金縛り」だった

いよいよ始まったムショ暮らし。そこはあらゆる動作に許可が要るスパルタ社会だった。看守の恣意で“営倉”送りの懲罰と、受刑者同士の陰湿なイジメ。〈係〉に任命されて、スリ寄るしか逃げ場がない。=有料記事、約1万5500字

満目青山

貴婦人(栃木県日光市)

誰が最初に小田代ヶ原に一本だけポツンと生えている白樺の木を貴婦人と呼んだのだろうか。風景愛好家のアイドルだ。