令和に読む日記逍遥 第3話〈上〉
近代史研究家 山本一生
小菅刑務所の囚人となった河上肇は、生涯三度目の日記を書き始める。帝大教授の思想犯だけに懲役作業は軽く、同囚は右も左も多士済々。所長は謝罪文を書かせようとするが、秀夫人が諫める。人生をやり直そうとしている二女芳子に縁談が寄せられ、見合いで次第に本人も心が傾きだした。
集中連載 4
経済ジャーナリスト 山口義正
昨年6月、証券監視委に弁護士ら3人が渡した厚さ10センチの分厚いバインダーの資料。折しも❝新疆❞産パネル疑惑で株価が急落し、市場は阿鼻叫喚だった。浮かんできたのは連結売上高の95%を占めるベトナム子会社といい、御徒町の大株主といい、中国人つながりの不可解さ。
集中連載 3
ストイカの追及で資金繰りが苦しくなったか? SPCで56億円調達は失敗、実質支配の取締役は保有株を担保差し出し。だが、既報の福島に限らず、宮城黒川郡の太陽光発電所でも、入金即出金の不自然な資金操作ばかりか、融資を仰いだ大阪の信用金庫担当者の視察に、中断した工事を「偽装再開」させるなど、まだまだブラックな材料が目白押し。
「産廃」の関心領域シリーズ 2
論より証拠。やっと始まった市の試掘作業は、あってはならない廃棄物を掘りあてる〝想定外〟で中断した。だが、昨年の埋め戻し時点で、作業員が口を滑らした録音録画がある。ストイカがYoutubeで公開、4年前には怪文書も流れた。トヨタ系、ホンダ系、三菱ケミカル、中部電、花王、東京製鐵など廃棄物処理の委託企業も知り得たのでは? =全文無料公開
令和に読む日記逍遥 第2話<下>
フジサンケイの「万骨」 6
集中連載 2
経済ジャーナリスト 樫原 弘志
フジサンケイの「万骨」 5
「産廃」の関心領域シリーズ 1
令和に読む日記逍遥 第2話<上>
フジサンケイの「万骨」 4
夕暮れ時の東京の下町、昭和を思い起させるような平和で平凡な風景だった。
齋藤栄功/監修・阿部重夫(講談社)
山本一生(中央公論新社)
W・タバニー著/阿部重夫訳(平凡社)
伊藤博敏(講談社)
阿部重夫(平凡社)
フィリップ・K・ディック(阿部重夫訳・早川書房)
エルンスト・ユンガー(阿部重夫訳・田畑書店)
デイヴィッド・フォスター・ウォレス(阿部重夫訳・河出書房新社)
池田卓夫(青林堂)
フィリップ・K・ディック(阿部重夫訳・早川書房)
デビッド・フォスター・ウォレス(阿部重夫訳・田畑書店)