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Abalance集中連載 6

福島「大キリン」美談、有証の針小棒大

忘れもしない。3・11東日本大震災で、水素爆発の危機を救った中国・三一重工のポンプ車「大キリン」。だが、その美談の裏で「私が提案し奔走した」と手柄話を吹聴したのが、Abalanceの実質オーナー、龍潤生取締役だ。日中友好の架け橋とテレビにも登場したが、大活躍なんてとんでもない「白髪三千丈」。三一重工も迷惑顔だが、そこにこの裏口上場企業の素顔が見える。=一部有料

令和に読む日記逍遥 第4話<上>

「粛軍」の斎藤隆夫、浪々の日の金策

敢然と軍部を批判した「粛軍」「反軍」演説で勇名を馳せたこの気骨の政治家にして、一度落選するや、木から落ちたサルも同然。病で次々子を失い、弁護士業にあくせく、タニマチへの無心も口に出せずじまい。いざ乾坤一擲と、株式相場で信用取引に打って出るが、大火傷した。再起までの艱難辛苦が、日記に浮かびあがる。=敬称略、一部有料

満目青山

あったか天使(北京市天壇公園)

ある冬の夕方、天壇公園で出会った女の子、そのあどけなさと純真さは、天から与えられたもののようだった。