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闇市のキャットウォーク 森貝光子一代記 【6】

「絹のハンカチ」藤山愛一郎の裏目

日本は1960年の安保闘争前夜で騒然としていたが、岸信介首相に乞われて財界から政界入りした藤山愛一郎外相がニューヨークに来た。笑顔で出迎えた光子は、その腹違いの弟をよく知っていた。藤山は赤坂にホテルを建設、その地下にセレブが集まる「ニュー・ラテン・クオーター」がオープンする。が、力道山が刺され、藤山の運命も暗転していく。=敬称略、一部有料

闇市のキャットウォーク 森貝光子一代記 【5】

クラブ「ラテン・クオーター」の檜舞台

やはりアメリカは底知れぬバビロンだった。光子には〝お守り役〟の芸能ジャーナリストがいた。日本人女性には目がないシュガーダディー。暗黒街のルポで名を売り、ブロードウエーでは顔パス。そのコネで光子は高級ナイトクラブのショーの主役になり、人気絶頂の早川雪洲らとひっぱりだこに。 =敬称略、一部有料

満目青山

ナイススロー(東京都文京区)

地元の夏祭りのひとコマ。生き生きとした子どもたちの視線に惹きつけられた。