シンワWISE 短期連載 【上】
国内有数の美術品収集家、伊勢彦信氏のコレクションをめぐるイセ食品管財人との壮絶な戦いは、美術品取引の導管となる思惑だった東証スタンダード企業「シンワWISEホールディングス」の不適切会計処理と第二クーデターを誘発した。訴訟合戦から浮かぶのは、シンワの実質筆頭株主になった取締役が更生法申請直前に不動産譲渡を強行した「疑惑の一日」だ。昨年9月の第三者委員会報告が蓋をした現実とは――。(3月3日まで全文無料、以後は一部有料)
Abalance集中連載 6
経済ジャーナリスト 山口義正
忘れもしない。3・11東日本大震災で、水素爆発の危機を救った中国・三一重工のポンプ車「大キリン」。だが、その美談の裏で「私が提案し奔走した」と手柄話を吹聴したのが、Abalanceの実質オーナー、龍潤生取締役だ。日中友好の架け橋とテレビにも登場したが、大活躍なんてとんでもない「白髪三千丈」。三一重工も迷惑顔だが、そこにこの裏口上場企業の素顔が見える。=一部有料
令和に読む日記逍遥 第4話<上>
近代史研究家 山本一生
敢然と軍部を批判した「粛軍」「反軍」演説で勇名を馳せたこの気骨の政治家にして、一度落選するや、木から落ちたサルも同然。病で次々子を失い、弁護士業にあくせく、タニマチへの無心も口に出せずじまい。いざ乾坤一擲と、株式相場で信用取引に打って出るが、大火傷した。再起までの艱難辛苦が、日記に浮かびあがる。=敬称略、一部有料
「産廃」の関心領域シリーズ 6
連立与党の自公が衆議院で過半数を割った余韻もさめぬうちに、11月10日の豊橋市長選挙でまた予想外の結果が出た。現職の浅井由崇氏が次点で敗れ、豊橋アリーナ計画中止を旗印とした41歳の前市議、長坂尚登氏が第36代市長に当選した。自民推薦の近藤喜典氏は第3位となり、深刻な保守分裂で責任のなすりつけ合いが続く。市議会との対立で新市長は立ち往生、産廃不法投棄も沈黙している。で、ストイカが贈る心づくしのクリスマス・プレゼント。=全文無料
集中連載 5
「産廃」の関心領域シリーズ 5
「産廃」の関心領域シリーズ 4
令和に読む日記逍遥 第3話〈下〉
「産廃」の関心領域シリーズ 3
令和に読む日記逍遥 第3話〈上〉
集中連載 4
集中連載 3
ある冬の夕方、天壇公園で出会った女の子、そのあどけなさと純真さは、天から与えられたもののようだった。
齋藤栄功/監修・阿部重夫(講談社)
山本一生(中央公論新社)
W・タバニー著/阿部重夫訳(平凡社)
伊藤博敏(講談社)
阿部重夫(平凡社)
フィリップ・K・ディック(阿部重夫訳・早川書房)
エルンスト・ユンガー(阿部重夫訳・田畑書店)
デイヴィッド・フォスター・ウォレス(阿部重夫訳・河出書房新社)
池田卓夫(青林堂)
フィリップ・K・ディック(阿部重夫訳・早川書房)
デビッド・フォスター・ウォレス(阿部重夫訳・田畑書店)