COLUMN

Aphorists

かつてアフォリズムというジャンルがあった。ニーチェや芥川龍之介らが愛用した「寸鉄、人を刺す」短文である。それを復活させるコラム。

流視逍遥

ネットフリックスなどで配信される連続ドラマの批評コラム。映画が短編なら、シリーズ物は長編。その革命性にハリウッドも変わる。

文・山本一生 （）

近代史研究家。『百間、まだ死なざるや　内田百間伝』で2022年読売文学賞、『恋と伯爵と大正デモクラシー　有馬頼寧日記1919』で2008年日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。近刊は『これくん風到来　百間外伝』。ほかに『哀しすぎるぞ、ロッパ　古川緑波日記と消えた昭和』『水を石油に変える人　山本五十六、不覚の一瞬』『日記逍遥』など。『競馬学への招待』『書斎の競馬学』『ああ、あたしのトウショウボーイ』など競馬エッセイもファンが多い。

風味花伝

味の悦びなくして、何の人生ぞ。味覚の探求者たちにとって、コロナウイルスは最大の敵である。索漠たる無味無臭の砂漠に挑む、食の達人たちの苦闘を追う。

文・石田 哲大 （）

1981年生まれ、外食と料理の専門出版社に10年以上勤め、2019年に独立。

通奏低音

クラシック音楽への愛は、誰にもひけをとらない。演奏家の内懐に飛びこみ、ぴたりと寄り添って、その福音を伝えるエヴァンゲリストのエッセー。

文・池田卓夫 （）

音楽ジャーナリスト。37年半の新聞社勤務を経て独立。企画、執筆、解説MC、審査員などを手掛ける。

世は歌につれ

昭和は遠くなりにけり。一世を風靡した歌謡曲を懐メロにしてしまっていいのか。歌謡曲ルネサンスをめざし奮闘する政治ジャーナリストが、名歌手に名曲に思い入れを込めて語りつくす。

文・田勢康弘 （タセヤスヒロ）

政治ジャーナリスト。作詞家。一般社団法人「心を伝える歌の木を植えよう会」代表。スクープも文章も書ける政治記者として鳴らし、黒川小太郎名で政治小説も書いた。著作には『政治ジャーナリズムの罪と罰』『島倉千代子という人生』など。