また新作が出るようですがいまだに「Angry Birds」シリーズはもう満腹です
一発当てた後がむつかしいのはコンテンツ業界共通の罠ともいえます、はい。
山本一郎です。ケーキ食って寝て起きたらげっぷがとまりません。
ところで「Angry Birds」の開発元であるRovioが新ゲームを発表するようです。
Rovio、Angry Birds Star Warsの続編(前編?)を月曜日にリリース予定(TechCrunch Japan 2013/7/13)
スマホでゲームと言えばAngry Birdsというほどに一世を風靡した時代がありました。初登場は2009年12月のようですから、それから既に3年以上が経っていることになります。
4000万人が遊ぶ超ヒットiPhoneゲーム「Angry Birds」、課金と広告モデルで月売上2億円超え(In the looop 2010/12/09)
Rovio社は年初に社員数12名、現在は40名。かなりウハウハ状態のようで、今後は多面的なプラットフォーム展開、さらにテレビ広告なども検討中とのことだ。In the looopこの記事を読むと、色々な意味で何もかもが懐かしいと思うほどに遠い過去の事に感じてしまいますが、それはさておき当時のスマホアプリ開発者にとってRovioの成功はまさに目指すべき夢の一つでした。
その後、RovioはAngry Birdsネタで色々と事業を拡大していきますがそこにはまったといいますか、Angry Birds以外ではパッとせず、そのあたりの経緯がTechCrunch Japanの記事では簡単に紹介されています。そして、Angry Birdsもそろそろ流行のサイクルからすれば、やや厳しい時局に向かいつつあるようで、禁断の技でもあるIPネタを持ち出してきた結果が「Star Wars」シリーズということでしょうか。驕れる人も久しからずと言いますが、こうした状況の中でRovioがどうやって堪え忍び次の波に乗ることができるのか注目したいところであります。
さて驕れるといえば、今の国内では「パズドラ」のガンホーやLINEがまさにそうしたサイクルの中で一つのピークにさしかかろうとしている状況かと思います。これからさらに上がっていくのかそれとも下りが見えてきたのか。まぁ、今のところはこんな記事も書かれるほどには「平家にあらずんば人にあらず」という状況でしょうか。
最近盛り上がりに欠けるLINEゲームの勢いについて調べるお(SociApp -Social Appの分析ブログ- 2013/7/14)
一方で、プラットフォームの雄の一つであったGREEが大変厳しいようで、まさに祇園精舎の鐘の声が聞こえてきそうな雰囲気です。
海外拠点閉鎖のグリー、焦点は国内リストラ(東洋経済 2013/7/16)
イケイケの攻勢から一転、守りを固める局面が続くグリー。再び成長軌道に戻すため、田中良和社長は難しい選択を迫られている。東洋経済是非とも田中社長には今後に続く正しい決断していただきたいと思う次第ですが、まずはこんな話が出てくることがないような企業コンプライアンスの徹底が先かもしれませんね。
GREEに登録して業者にメアドが売却される迄の期間を調査
まあ、GREEに限らずいろいろとネタを仕込んでいるんで、その辺もまたよろしくお願いします。